ロバート・アルトマン監督が81歳で亡くなられたようです。
70歳前後で心臓移植をし、その後も精力的に作品を作り続け、それもハリウッドとは一線を画し、低予算での良質な映画を作り続けた、素晴らしい監督だと思います。
最初に注目されたのは
マッシュ でカンヌ映画祭パルムドールを受賞してから。マッシュは挑戦瀬淫層を描いているものの、実はベトナム戦争を批判したもので、「反体制映画監督」と言われました。その後、大手配給会社から押し寄せるたくさんのオファーを「ハリウッド主義」と批判し固辞、80年代には一時制作してもかかる映画館がない「干された」状況にあった様子。
毒が含まれた風刺、淡々とした生活の中にある心の微妙な揺れを表現する映画を撮り続け、92年
ザ・プレイヤーが大ヒット。93年ショート・カッツでヴェネチア映画祭グランプリ受賞。
03年には
バレエ・カンパニーで、華やかなバレエの世界の裏にある苦悩を淡々と表現し、70歳代後半で新たな世界をみせてくれました。
群像劇では定評がありましたが、ハリウッド評論家からは「どこに感動があるのか」「ただのドキュメント」などと批判されました。私も数作は好きですが、いくつかの作品は全く理解が出来ない感じ。しかし、それだけ個性的な作品を作り続けたことに敬意を表したいです。
テーマ:洋画 - ジャンル:映画
- 2006/11/22(水) 16:21:53|
- ミニシアター
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0